タロットの逆位置、どうしてあんなに怖いの?主婦が心理を紐解くプロの視点

生活
   記事内にはプロモーションを含む場合があります

さて、今日は私の「ゆるっと」な生活に、ちょっぴりスパイスを与えてくれるもののお話。

それは、タロットカードです。

タロットって、カードをシャッフルして出てきた絵柄に、未来へのヒントや今の自分へのメッセージを感じ取る、なんだか神秘的でワクワクするツールですよね。

でも、タロットに触れたことがある方なら、きっと一度は経験したことがあるはず。

カードをめくった瞬間に、絵柄が逆さまだった時の、あの「ドキッ」「ゾワッ」とする感覚…!

「うわ、逆位置だ…なんか怖いこと言われそう…」

そう、タロットの逆位置って、正位置に比べてネガティブな意味合いで捉えられがちで、私たちに漠然とした不安や恐れを感じさせやすいんです。

私も最初はそうでした。

「また逆位置だ…今日はツイてないのかな…」

なんて、引いただけで気分が下がっちゃったりして。

でも、タロットを深く知っていくうちに、そして心理学的な視点からも考えてみることで、この「怖い」という感覚の正体が見えてきたんです。

今日は、私たち主婦がタロットとゆるっとお付き合いする上で、避けて通れない逆位置について、プロの視点も借りながら(と言っても、難しい話ではなく分かりやすく!)、なぜ怖いと感じるのか、そしてその意味をどう受け止めれば良いのかを、一緒に紐解いていきたいと思います。

この記事を読めば、きっと逆位置を見る目が変わって、タロットがもっと身近で心強い味方になってくれるはずですよ!

「逆位置」を見るとゾッとする?主婦タロットあるある

皆さんは、どんな時にタロットを引きますか?

  • 今日の運勢を知りたい時

  • 何か副業で悩んでいる時

  • 家族との関係でモヤモヤする時

  • 自分自身の気持ちを整理したい時

色々なシーンで、タロットは静かに私たちに寄り添ってくれますよね。

でも、期待を込めて引いたカードが、無情にも逆さまだった時…。

例えば、キラキラした「太陽」の正位置を見た時の「やったー!」という気持ちとは対照的に、「塔」の逆位置を見た時の、「何かが壊れるのかな…悪いこと起こるのかな…」という漠然とした不安感。

あるいは、「恋人」の正位置のワクワク感とは違い、「恋人」の逆位置を見た時の、「関係が悪くなる?」「選択を間違えた?」といったドキッと感。

私たち主婦は、毎日たくさんの小さな選択や決断をしながら生きています。

子供のこと、お金のこと、自分の時間のこと、そして副業のこと…。

ただでさえ心配事は尽きません。

そんな時に、逆位置という形で「うまくいかないサイン」を突きつけられると、普段の不安が増幅されて、「やっぱり私には無理なんだ」「この先、良くないことが起きる」と、ネガティブな方向に考えてしまいがちなんですよね。

この「怖い」と感じる感情、実は私たちの心のある働きが関係しているんです。

プロが紐解く!タロット「逆位置」が「怖い」と感じる心理

なぜ、タロットの逆位置は私たちに「怖い」という感情を抱かせやすいのでしょうか?

ここを心理学的な視点から少し掘り下げてみましょう。

1. ネガティビティ・バイアス

私たちは、一般的にポジティブな情報よりもネガティブな情報に強く反応し、記憶に残りやすいという性質を持っています。

これを心理学では「ネガティビティ・バイアス(Negativity Bias)」と呼びます。

進化の過程で、危険を察知して回避するために発達した重要な機能なのですが、これが現代社会では、ネガティブな情報に過剰に反応してしまう原因になることがあります。

タロットの逆位置が、カードの持つエネルギーの停滞や歪み、過剰、あるいは不足といった、一見ネガティブに捉えられやすい側面を示すことが多いことから、私たちはこのネガティビティ・バイアスによって、逆位置をより強く「怖い」「悪い意味だ」と感じてしまうのです。

ある認知心理学の研究によると、人間はポジティブな出来事よりもネガティブな出来事を思い出す方が速く、詳細に記憶している傾向があるそうです。

タロットの逆位置を見た時のインパクトも、この心理的な働きと無関係ではないでしょう。

2. 「完璧ではない自分」への直面

正位置がカードの持つ意味がストレートに、健全な形で現れている状態だとすれば、逆位置は、そのエネルギーが何らかの形で滞っていたり、アンバランスだったりする状態を示唆します。

これは時に、自分自身の内面にある「未熟さ」や「課題」、「目を向けたくない側面」を映し出すことがあります。

例えば、「力」のカードの逆位置が、自信のなさや力の使い方の間違いを示唆するように、「月」のカードの逆位置が、漠然とした不安や現実逃避を示唆するように。

タロットの逆位置は、私たちが普段意識していない、あるいは見ないようにしている自分自身のシャドウ(影)の部分や、内面的な葛藤を浮き彫りにすることがあるのです。

そして、自分の「完璧ではない」部分に直面することは、誰にとってもちょっぴり勇気がいることであり、だからこそ「怖い」と感じやすいのです。

3. コントロールできないものへの不安

私たちは、予測できない未来や、自分の力ではどうしようもない出来事に対して不安を感じやすい生き物です。

タロットは未来を「予測」するツールだと思われがちですが、実際には未来は固定されたものではなく、私たちの行動や選択によって常に変化していきます。

逆位置が示す停滞や課題は、

「このままだと望まない未来に進む可能性があるよ」

という警告やアドバイスでもあります。

しかし、私たちはそれを「悪い未来が確定した」かのように受け取ってしまい、「怖い」と感じてしまうのです。

これは、結果をすぐにコントロールしたいという気持ちと、それができない現実との間に生まれるギャップからくる不安とも言えます。

「怖い」を「学び」に変える!逆位置からのポジティブなメッセージの受け取り方

では、この「怖い」と感じやすいタロットの逆位置と、私たちはどう向き合っていけば良いのでしょうか?

視点を変えれば、逆位置は私たちに成長のための貴重なヒントを与えてくれる、心強い味方になるんです。

逆位置が出た時、すぐにネガティブな意味に飛びつくのではなく、以下の3つの視点を持ってみてください。

1. これは「警告」ではなく「お知らせ」

逆位置は、決して「もうダメだ」「終わった」という破滅のメッセージではありません。

むしろ、

「このままでは少しバランスが崩れる可能性がありますよ」

「今はエネルギーがうまく流れていない場所がありますよ」

という「お知らせ」なんです。

例えるなら、お料理中に焦げ付きそうな時に「焦げてるよ!」と教えてくれる警報のようなもの。

気づけば火を弱めたり、混ぜたりと対策ができますよね。

逆位置も同じで、「気づき」を与えてくれるサインなのです。

2. 外側ではなく「内側」に目を向ける

逆位置は、外で起きる不運な出来事を告げるだけでなく、あなたの内面にある課題や心理状態を強く反映していることが多いです。

  • そのカードが象徴するエネルギーを、あなたは使いすぎていませんか?
    (例:皇帝の逆位置→頑固になりすぎている)

  • あるいは、そのエネルギーが不足していませんか?
    (例:力の逆位置→自信を持てず、力を発揮できていない)

  • そのカードが示すテーマに対して、あなたは何か避けていることや、向き合えていないことがありますか?
    (例:隠者の逆位置→一人になることを恐れている、内省を避けている)

逆位置が出た時は、「外で何が起きるの?」ではなく、

「このカードは、今の私の心のどんな状態を示しているんだろう?」

と、自分の内面にそっと問いかけてみてください。

3. ポジティブな「行動へのヒント」として受け取る

逆位置は、問題点を指摘するだけでなく、「こうすればもっと良くなるよ!」という改善点やアドバイスを逆説的に示してくれています。

例えば、「運命の輪」の逆位置が出たなら、それは「運命だから仕方ない」と諦めるのではなく、

「今は流れが悪いように感じるかもしれないけれど、それは停滞の時期ではなく、流れを変えるチャンスだよ。」

「計画を見直したり、新しい方法を試したりする行動が必要だよ」

というポジティブなメッセージとして受け取れます。

逆位置は、私たちに「今のままではダメだよ」と警告することで、

「どうすれば良くなるか」という行動を促してくれる、実はとっても建設的なメッセージをくれる心強い味方なんです。

私の「逆位置」との付き合い方~タロットを「怖いもの」から「心強い味方」へ

私自身も、以前は逆位置が出ると「あちゃー…」とため息をついてしまうタイプでした。

特に副業で新しいことに挑戦しようとしている時なんかは、「やっぱり私には無理ってことね」と、諦める理由にしてしまいそうになったことも。

ある時、ブログの記事ネタが全く浮かばず、どうにも行き詰まりを感じていた時にタロットを引いたら、「創造性」や「始まり」を司る「魔術師」の逆位置が出たんです。

その意味を見た瞬間は、「やっぱり私には才能がないんだ…」と落ち込みました。

でも、以前学んだ心理学の視点を思い出して、

「待てよ、この逆位置は、私の内面の何を映し出しているんだろう?」

と考えてみたんです。

「魔術師」の逆位置が示すエネルギーの拡散や目的意識の欠如。

よく考えてみると、私は記事のネタを探す時に、あれこれ色々な情報に手を出しすぎて、結局何が書きたいのか、読者さんに何を届けたいのかが分からなくなっていたんです。

まさに、エネルギーが一点に集中せず、拡散している状態でした。

この逆位置は、「才能がない」のではなく、

「今のあなたの力の使い方はアンバランスだよ。もっと焦点を絞って、一つのことに集中してみよう?」

という、私へのアドバイスだったんだ!と気づきました。

そこから、情報収集の方法を見直し、ブログのテーマを絞り、書くこと自体に集中するようにしたら、不思議と次々と記事のアイデアが湧いてくるようになったんです。

タロットの逆位置は、あの時の私に、改善すべき点を明確に教えてくれる心強い味方でした。

まとめ:怖い逆位置も、ゆるっとタロットを楽しむヒントに!

タロットの逆位置が私たちに「怖い」という感情を抱かせやすいのは、私たちの心理的なメカニティムと深く関わっていることが分かりました。

ネガティブな情報に反応しやすい性質や、自分の内面の課題に直面することへの抵抗感、そしてコントロールできないものへの不安。

でも、逆位置は決してあなたを怖がらせるために出るわけではありません。

それは、停滞しているエネルギーや、バランスが崩れている部分、あなたが向き合うべき課題を教えてくれる、成長のための貴重なヒントなのです。

次にタロットを引いて逆位置が出た時は、どうかすぐに怖いと思わないで、深呼吸してみてください。

そして、

「このカードは、今の私にどんな大切なメッセージを伝えようとしているんだろう?」

「私の内面のどこに気づきを与えてくれているんだろう?」

と、心静かに耳を澄ませてみてください。

きっと、怖いと思っていた逆位置が、あなたをより良い方向へ導いてくれる心強い味方に変わるはずです。

家事や育児、そして副業の合間に、タロットを「自分との対話の時間」として、逆位置も正位置もひっくるめて、ゆるっとと楽しんでいきましょう!

あなたのタロットライフが、もっと豊かでポジティブなものになりますように。


“話せる”って、こんなに救われるんだ
ココナラ電話占い

初回3,000円無料

プロフィールラベルテスト

ABOUT ME

プロフィール画像

Haru
40代/小学生2児のママ
ゆるっと副業で家計を支えます♪
宅建士/FP/簿記 ,etc.

生活