家族は気づいてないけど、実は限界。主婦が“自分を取り戻す”ためのゆるリセット術

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毎日、家族のために朝から晩まで、本当に一生懸命。

心の奥の奥の方で、

「もう、いっぱいいっぱい!」

「なんだか、”私”がどこかにいっちゃったみたい…」

って、小さな悲鳴を上げていませんか?

毎日たくさんのタスクをこなし、家族を優先するあまり、自分のことは後回し。

気づけば、心も体もカラカラに乾いてしまっている…

そんな経験、多くの主婦が、そして私も、経験してきました。

今回は、そんな風に「実は限界かも…」と感じている、頑張り屋さんのあなたへ。

なぜそんな風に感じてしまうのか、そして、忙しい毎日の中でも、ほんの少しだけ「自分を取り戻す」ための、今日からできる、簡単な「ゆるリセット術」について、お話ししたいと思います。

なぜ? 主婦が「自分の限界」に気づきにくい理由

私だけなのかな…

もっと頑張らないと

なんて、自分を責めてしまう前に、まずは、なぜ私たちが「限界」を感じやすいのか、その理由を少しだけ知っておきませんか?

「見えない家事・育児」の多さ

食事の献立を考える、日用品の在庫を管理する、子供の体調や心の変化に気を配る…

名前のない、評価されにくい「見えないタスク」が山のようにあって、常に頭はフル回転!

「自分より家族優先」が当たり前に

愛する家族のためだからこそ、自分のことは後回しにしがち

「私が我慢すればいいか」と、無意識のうちに自己犠牲を選んでしまうことも。

まとまった「自分の時間」が取れない

子供が小さいうちは特に、細切れの時間しか取れず、ホッと一息つく間もない…

なんてことも日常茶飯事ですよね。

「ちゃんとしなきゃ」というプレッシャー

周りのママと比べてしまったり、「良い妻・良い母」であろうと頑張りすぎたり。

完璧を求めすぎて、自分で自分を追い詰めてしまうことも。

疲れが「じわじわ」溜まっていく

毎日の小さなストレスや疲れが、気づかないうちに少しずつ蓄積して、ある日突然、「もう無理!」と限界を感じてしまう。


これらは、決してあなたの「弱さ」や「甘え」ではありません。

多くの主婦が置かれている状況や、社会的な期待などが複雑に絡み合って、知らず知らずのうちに心をすり減らしてしまっているのかもしれないのです。

心のサインを見逃さないで!「私、疲れてるかも?」のチェックリスト

「限界」が来る前に、自分の心と体の小さなSOSに気づいてあげることが大切です。

最近、こんなサインはありませんか?

  • ちょっとしたことで、普段なら流せることにイライラしてしまう?

  • 以前は楽しかった趣味や好きなことに、なんだか興味が持てなくなっている?

  • 夜、なかなか寝付けない、途中で目が覚める、朝起きても疲れが取れていない感じがする?

  • ボーッとしてしまうことが増えた、うっかりミスが増えた気がする?

  • ドラマやニュースを見て、理由もなく涙がポロっと出てしまうことがある?

  • 「~しなくちゃ」「~すべき」と、やるべきこと(義務感)ばかり考えてしまう?

もし、いくつか当てはまるようなら、それはあなたの心が「ちょっと休ませて~!」とサインを送っているのかもしれません。

【今日からできる】心をゆるめる「ゆるリセット術」5選

でも、休む時間なんてないし…

そうですよね。

だからこそ、「わざわざ時間を作らなくても」「頑張らなくても」できる、本当に簡単な「ゆるリセット術」を5つ、ご紹介します。

騙されたと思って、どれか一つでも試してみてくださいね。

① 5分だけ「何もしない」時間を作る

目を閉じてソファに座る、窓の外をぼーっと眺める…

たった5分でいいんです。

スマホもテレビも消して、家事のことも考えず、ただただ「何もしない」時間を作ってみてください。

頭の中を空っぽにするイメージで、ゆっくり深呼吸するだけでも、心が少し静かになるのを感じられるはず。

②「好き」な香りに包まれる

香りは、ダイレクトに脳に働きかけ、気分転換に繋がりやすいと言われています。

好きなアロマを焚くのはもちろん、お気に入りのハンドクリームの香りをゆっくり嗅いだり、好きな香りの紅茶やコーヒーを淹れたりするだけでもOK。

一瞬でも「いい香りだなあ」と感じる瞬間を作ってみましょう。

③ 温かい飲み物で、ホッと一息

バタバタと動き回る手を一旦止めて、温かい飲み物を、ゆっくり味わってみませんか?

マグカップを両手で包み込んで、その温かさを感じながら、一口ずつ、丁寧に飲む。

それだけで、「ふぅ~」っと、肩の力が抜けるような、優しい時間を自分にプレゼントできますよ。

④「完璧」を手放す練習をする

「今日くらい、夕飯はお惣菜に頼っちゃおう!」

「掃除機がけ、明日でもいっか!」

毎日頑張っているあなただからこそ、たまには「完璧じゃなくていいや」と、意識的に手放してみませんか?

誰にも迷惑はかかりません!

むしろ、あなたが少し楽になることで、家族にも優しくなれるかもしれませんよ。

⑤「ありがとう」と自分に言ってみる

一日の終わりに、布団の中で。

「今日も一日、よく頑張ったね、私。ありがとう」

って、心の中でそっと呟いてみてください。

誰も褒めてくれなくても、一番身近なあなたが、自分自身の頑張りを認め、ねぎらってあげる。

その小さな習慣が、自己肯定感を育み、明日への優しいエネルギーになります。

限界サインに気づいて、私が変わったこと

私も数年前、まさに「限界」でした。

毎日必死で家事育児をこなして、気づけば自分のことは後回し。

いつもイライラして子供に当たり、夜は眠れない…。

でもある日、鏡に映った自分の疲れ切った顔を見て、「このままじゃダメだ!」って。

まずは、一日15分だけ、子供が昼寝している間に、スマホを見ずに好きな紅茶を飲む、という時間を無理やり作りました。

たったそれだけ?

と思うでしょう?

でも、その「私のための時間」があるだけで、少しずつ心に余裕が戻ってきたんです。

限界サインを無視しちゃいけなかったんだな、と痛感しました。

ママ友と話していると、「自分の機嫌は、自分で取るしかないんだよね」という結論になることが多いです。

家族に「疲れてるの?」って気づいてもらうのを待つより、自分で自分の「限界サイン」をキャッチして、早めにセルフケアするのが、結局は家族のためにもなるんですよね。

私が「リセット術」として意識しているのは、「五感を満たす」こと。

いい香りを嗅ぐ(嗅覚)

美味しいものを少しだけ食べる(味覚)

好きな音楽を聴く(聴覚)

ふわふわのタオルに触れる(触覚)

綺麗な景色を見る(視覚)

忙しい中でも、どれか一つでも意識して満たしてあげると、心がふわりと軽くなる気がします。

これなら、わざわざ時間を作らなくても、日常の中でできる「ゆるっとケア」ですよね。

これは、私なりの独自性のある工夫かもしれません。

「自分を取り戻す」ことは、わがままじゃない

「自分のことばかり考えて、わがままじゃないかな…」

「私が休んだら、家のことが回らないし…」

そんな風に、自分を労わることに罪悪感を感じてしまうかもしれません。

でも、思い出してください。

あなたが笑顔でいることが、家族にとって一番の幸せだということを。

育児や介護に関する研究では、ケアを行う人自身の心身の健康が、ケアの質や家族関係全体に大きく影響することが指摘されています。

自分を大切にすることは、決してわがままではなく、巡り巡って、家族を大切にすることにも繋がるのです。

あなたが「自分」を取り戻し、心に余裕を持つことは、家族みんなにとって、プラスになることなんですよ。

まとめ|あなたは、もっと自分を大切にしていい!

今回は、「家族は気づいてないけど、実は限界…」と感じている頑張り屋さんの主婦のあなたへ、その理由と、心を軽くするための「ゆるリセット術」についてお話ししました。

  • 主婦が限界を感じやすいのは、決してあなた一人のせいじゃない。

  • 心と体の小さなSOSサインに気づいてあげよう。

  • 「何もしない時間」など、今日からできる簡単なリセット術を試してみよう。

  • 自分を大切にすることは、家族を大切にすることに繋がる。

あなたは、毎日、本当にたくさんのことを、当たり前のようにこなしています。

すごいことなんですよ!

だから、疲れた時は、頑張れない時があっても、大丈夫。

どうか、自分自身を責めずに、「私、よくやってるよ」って、たくさんたくさん、褒めてあげてくださいね。

そして、今日ご紹介した「ゆるリセット術」の中から、ひとつでもいいので、あなたの生活に取り入れて、ほんの少しでも、心が軽くなる時間が増えたら嬉しいです。

あなたは、もっともっと、自分を大切にしていいんですからね。

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Haru
40代/小学生2児のママ
ゆるっと副業で家計を支えます♪
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