「霊感占い」を武器にしない:主婦占い師が辿り着いた「地に足ついた鑑定」のすすめ

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テレビや雑誌、SNSを見ていると、「霊感占い」「霊視鑑定」といった言葉をよく目にしますよね。

なんだか、特別な能力がないとできない世界…

そんな風に感じて、ちょっぴり憧れや、自分には無理かも、という気持ちを抱く方もいらっしゃるかもしれません。

実は、私自身も主婦占い師として活動を始める前、そして始めたばかりの頃は、

「本物の占い師になるには、やっぱり霊感が必要なのかな?」

「私には特別な力なんてないけど、大丈夫かな…」

と、見えない力に対して漠然とした不安や憧れを持っていました。

でも、実際にたくさんの方の鑑定をさせていただく中で、私が本当に大切にしたい、そして多くの方に必要とされているのは、

キラキラした「霊感」だけではない、もっと「地に足ついた」視点からのメッセージやアドバイスなんじゃないか?

と感じるようになったんです。

今日は、私自身の経験を通して気づいた、「霊感占い」を前面に出さない(というか、それだけを武器にしない)『地に足ついた鑑定』の大切さと、それがなぜ私たち主婦のリアルな悩みに寄り添う力になるのか、お話ししたいと思います。

輝く「霊感」に憧れた私、そして見えてきた現実

私が占いの世界に惹かれたのは、子育てに追われながらも、

「私自身の時間も持ちたいな」

「何か人の役に立てることをしたいな」

と考え始めたのがきっかけでした。

色々な副業を調べているうちに、昔から興味のあった占いにたどり着いたんです。

占いの勉強を始めると、色々な流派や占い師さんの情報に触れることになります。

その中で、やっぱり

「霊感があります」

「未来が視えます」

といったフレーズは、ものすごくパワフルに響きました。

Haru
Haru

すごいな…私もそんな力が使えたら、もっと人の心を救えるんじゃないか?

そう思う一方で、自分にはそんな特別な感覚がないことに、少し落ち込んだり、「霊感がないと、ちゃんと鑑定できないんじゃないか」と不安になったりもしました。

でも、実際にモニター鑑定や、口コミでご依頼をいただくようになり、様々なお悩みを持つ主婦の皆さんや、お仕事をされている方のお話を伺ううちに、ある現実に気づかされたんです。

皆さんのお悩みは、すごくリアルなんです。

子どもの受験で、どう寄り添ってあげたらいいか分からない

パートの人間関係がうまくいかなくて、毎日つらい

夫とのコミュニケーションが減って、気持ちが離れていくみたいで不安

こうした、日々の暮らしの中で起きる、具体的で切実な悩みに対して、例えば霊感で

「あなたの前世は〇〇でした」

と言われても、すぐに

「なるほど、だから今の悩みはこうすれば解決するんだ!」

とはなりにくいんですよね。

なぜ「霊感だけ」の鑑定は地に足つかないと感じるの?

もちろん、素晴らしい霊感をお持ちで、それを現実に即したメッセージに落とし込める占い師さんもいらっしゃると思います。

ただ、「霊感」という、形のない、共有しにくい感覚だけを鑑定の根拠にしてしまうと、以下のようなことが起こりやすいと感じるのです。

メッセージが抽象的になりがち:

「~というエネルギーが見えます」

「あなたは過去に~な状態でした」

など、受け取った感覚をそのまま伝えても、ご相談者様にはピンとこず、「で、私はどうすればいいの?」となってしまうことがあります。

ご相談者様が受け身になる

霊感による予言のようなメッセージは、ご相談者様を

「もう決まっていることなんだ」

「自分の力ではどうにもできない」

と受け身にさせてしまう可能性があります。

本来、占いは未来をより良くするための行動を促すものなのに、依存や諦めに繋がってしまうのは、本末転倒です。

現実の課題との乖離

霊感で得たメッセージが、家事や育児、仕事やお金といった、ご相談者様の現実の悩みや課題と結びつきにくい場合があります。

結果として、

「すごいことを言われた気がするけど、日々の暮らしに何も活かせない」

ということになりかねません。


私たち主婦が占いにヒントを求めるのは、

「どうすれば現実が少しでも良い方向に向かうんだろう?」

という、地に足ついた願いがあるからです。

そのためには、フワフワしたスピリチュアルなメッセージだけでなく、具体的で、自分で行動できるようなアドバイスが必要だと、私は経験を通して強く感じています。

私が辿り着いた「地に足ついた鑑定」とは?主婦占い師のリアル

では、私が主婦占い師として大切にしている『地に足ついた鑑定』とは、一体どんなものでしょうか?

それは、「特別な霊感」というよりも、以下の3つの要素を軸にした鑑定スタイルです。

ツールを活かす

タロットカードや手相、生年月日から読み解く命術など、体系化された占いのツールを活用します。

これらのツールは、長い歴史の中で培われてきた知恵の結晶であり、客観的な視点を与えてくれます。

ツールから得られるメッセージを根拠として、ご相談者様にお伝えすることで、メッセージに具体性と納得感が生まれます。

徹底的な傾聴と共感

鑑定時間のほとんどは、ご相談者様のお話をじっくり、心を込めて伺うことに費やします。

「お悩みはなんですか?」

だけでなく、

「その時、どんな気持ちでしたか?」

「日々の暮らしの中で、一番大変だと感じるのはどんな時ですか?」

と、その方の感情やリアルな状況を深く理解しようと努めます。

ご相談者様の経験や感情に寄り添うこと。

これが、私が主婦としての経験から得た、何よりの強みだと感じています。

現実的なアドバイスへの翻訳

ツールから得たメッセージや、お話を聞く中で直感的に感じたヒントを、ご相談者様の現実にどう活かせるか、具体的な「行動」や「意識の変化」としてお伝えします。

例えば、

「タロットで〇〇のカードが出ました。

これは、現状の停滞を示しています。

今、一番エネルギーを停滞させていると感じることは何ですか?

そこに対して、明日、小さくてもいいので△△な行動を起こしてみませんか?」

というように、明日から実践できる形でお話しします。

私の鑑定では、「見える」「聞こえる」といった霊感的なメッセージを伝えることはほとんどありません。

その代わりに、ご相談者様の心に寄り添い、ツールからのメッセージを翻訳し、日々の暮らしの中で実践できる具体的な一歩を一緒に見つけていくことを大切にしています。

これが、私自身が一番納得できて、そしてご相談者様が

「なんだか勇気が出た」

「明日から頑張れそう」

とポジティブな気持ちになってくださる、『地に足ついた鑑定』スタイルなんです。

「霊感」は不要?いいえ、それは大切な「共感力」かも

では、「霊感」という感覚は、占い師にとって全く不要なのでしょうか?

私は、そんなことはないと思っています。

霊感や直感と呼ばれる感覚の正体は、もしかしたら、人が持つ「共感力」や、相手のエネルギー、潜在意識に波長を合わせる能力なのかもしれません。

ご相談者様のお話を聞いている時に、言葉の裏にある感情や、ご自身でも気づいていない本音が、ふっと心に響いてくる瞬間があります。

タロットカードをリーディングしている時に、カードの意味以上の、ご相談者様だけのパーソナルなメッセージが降りてくるような感覚を覚えることもあります。

それは、いわゆる「霊感」とは違うかもしれませんが、人の心に寄り添い、その方が本当に求めているメッセージを受け取るために、非常に大切な感覚だと感じています。

そして、日々家族の体調の変化や、言葉にならない子どもの気持ちを察することに長けている私たち主婦は、実はこの共感力や直感力が高い方が多いのではないでしょうか?

この感覚を、「霊感」という特別なものとして切り離すのではなく、日々の暮らしで培われた共感力や洞察力として受け止め、占いのツールや傾聴のスキルと組み合わせることで、地に足ついた、温かい、そして何より現実的に役立つ鑑定ができるのだと、私は思っています。

地に足ついた占いで、自分らしく輝く未来へ

「霊感占い」という言葉の響きに、占いは特別な人にしかできない、あるいは特別な人に見てもらうもの、というイメージを持つ方もいるかもしれません。

でも、私が主婦占い師として活動する中でたどり着いたのは、特別な力よりも、目の前のご相談者様のリアルな感情や経験に寄り添い、ツールの知恵を借りて、明日へ繋がる具体的な一歩を一緒に見つけることの大切さでした。

占いは、「当たるか外れるか」のゲームではなく、あなた自身の力で未来を切り開いていくための、心強いツールです。

そして、それを提供する側も、受け取る側も、特別な能力がなくても、心と心の通い合い、現実への寄り添いを通して、ポジティブな変化を生み出すことができるのです。

もしあなたが占いに興味を持ったり、占い師という副業に挑戦したいと思ったとしたら、「霊感がないから…」と諦めないでください。

あなたの日々の暮らしの中で培われた共感力や洞察力、誰かの力になりたいという温かい気持ちこそが、きっと「地に足ついた鑑定」という、あなただけの宝物になるはずです。

これからも、『主婦のゆるっと副業ライフ』では、地に足ついた視点から、皆さんの暮らしがもっと豊かに、そして自分らしい働き方が見つかるようなヒントをお届けしていきますね!


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ABOUT ME

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Haru
40代/小学生2児のママ
ゆるっと副業で家計を支えます♪
宅建士/FP/簿記 ,etc.

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