今日も一日、家事に育児に、そしてお仕事にと、本当にお疲れ様でした!
子供たちを寝かしつけ、ようやく訪れた静かな夜…。
ソファに座ったら、どっと疲れが出て、もう指一本動かせない…
なんてこと、ありませんか?
本当は、ゆっくりお風呂に入ったり、好きな本を読んだり、自分のための時間を取りたいけれど、正直、そんな気力も体力も残っていない…
というのが、頑張る主婦のリアルだったりしますよね。
でも、もしたった「5分」で、しかも、静かに、ベッドの中で(あるいはその直前で)できることで、ほんの少しだけ心がスーッと軽くなり、明日への小さな元気(モチベーション)をチャージできるとしたら…試してみたいと思いませんか?
今回は、そんな疲れ切った夜のために、頑張り屋さんの主婦が「自分を取り戻す」ための、超簡単な「寝る前5分のゆるっと夜ルーティン」をご紹介します。
なぜ「寝る前5分」が大切? 短い時間でも効果がある理由

「たった5分で何が変わるの?」
と思うかもしれませんね。
でも、この「寝る前の5分」には、思った以上に大きな意味があるんです。
一日の「終わり」を意識できる
バタバタと一日を終えるのではなく、意識的に「今日の私、お疲れ様」と区切りをつけることで、気持ちの切り替えがしやすくなります。
脳に「これからリラックスタイムだよ」と教えてあげるようなものです。
モヤモヤ思考をストップ!
寝る前に、今日の反省点や明日の心配事をぐるぐる考えてしまうと、なかなか寝付けませんよね。
たった5分でも、意識を別のことに向けることで、ネガティブな思考ループを断ち切りやすくなります。
「私を大切にしている」という感覚
どんなに短い時間でも、「自分のためだけに」使う時間を持つことは、「私は私を大切にしている」という自己肯定感を育みます。
この感覚が、明日への活力に繋がるんです。
続けやすいから、効果が出やすい
何事も「続ける」ことが大切。
壮大な目標は挫折しやすいですが、「5分だけ」なら、どんなに疲れている日でも「これくらいなら…」と続けやすいですよね。
睡眠に関する研究では、就寝前にリラックスできる短い習慣(入眠儀式)を持つことが、寝つきを良くし、睡眠の質を高めるのに役立つとされています。
この「寝る前5分」は、まさに最高の入眠儀式になる可能性を秘めているんです。
【厳選3つ】たった5分でOK!「心が整う」夜ルーティン・アイデア
では、具体的にどんなことをすれば良いのでしょうか?
激しい運動や、頭を使うようなことはしません!
静かに、心と体をゆるめるための、簡単なアイデアを3つご紹介します。
どれか一つ、ピンときたものを試してみてくださいね。
①「今日の良かったこと」3つだけ書き出す
ベッドサイドに、小さなノートとペンを用意しておきましょう。
そして、目を閉じる前に、今日一日を振り返って、
「良かったこと」
「嬉しかったこと」
「感謝したいこと」
を、3つだけ書き出してみます。 本当に些細なことでいいんです。
- 子供が笑顔で『ありがとう』と言ってくれた
- 久しぶりに友達とLINEできた
- 今日のご飯、美味しくできたな
- 天気が良くて気持ちよかった
- コンビニスイーツが美味しかった!
なんでもOK!
無理に大きな幸せを探さなくても大丈夫。
小さな「良かったこと」に意識を向けるだけで、心がじんわり温かくなり、感謝の気持ちで一日を締めくくることができますよ。
自然と明日へのモチベーションも湧いてくるかもしれません。
② 温かいタオルで目元をじんわり温める
パソコンやスマホで、一日の終わりには目もお疲れ気味ですよね。
そんな時は、ホットタオルで目元を温めてあげるのがおすすめです。
- 小さなタオル(ハンドタオルなど)を水で濡らして、軽く絞ります。
- 電子レンジで20~30秒ほど温めます(※ヤケドに注意!必ず手で温度を確認してくださいね)。
- 仰向けになり、温かいタオルをそっと目元に乗せます。
- そのまま3~5分ほど、目を閉じて、じんわりとした温かさを感じながら、ゆったりと深呼吸…。
目の疲れが和らぐだけでなく、強制的に視界がシャットダウンされるので、頭の中のおしゃべりも静かになりやすいんです。
シンプルですが、とてもリラックスできますよ。
③ 明日の「楽しみなこと」を1つだけイメージする
「明日も朝からバタバタだ…」
と思うと、気が重くなりますよね。
そんな時は、意識的に「明日の楽しみ」を1つだけ、思い浮かべてみませんか?
これも、本当に小さなことでいいんです。
- 明日の朝、楽しみに取っておいたパンを食べる
- 好きなドラマの放送日だ
- 子供が寝た後、5分だけ趣味の〇〇をする時間を作ろう
- 週末の予定をちょっとだけ考える
その「楽しみ」を思い浮かべて、「ふふっ」と少しだけ口角を上げてみる。
それだけで、憂鬱な気分が少しだけ軽くなり、「よし、明日もちょっとだけ頑張ってみるか」という、小さなモチベーションに繋がるかもしれません。
私の「寝る前5分」と、その効果

私も以前は、疲れ果ててバタンキュー、スマホを見ながら寝落ち…が当たり前でした。
でも、寝る前に明日のタスクばかり考えてしまって、全然寝付けなくて。そこで始めたのが「良かったこと3つ書き出し」。
最初は「そんなのないよ…」って思ったけど、無理やり捻り出すんです(笑)
「天気が良かった」とかでもOK!
続けていくうちに、不思議と「あ、今日こんな良いこともあったんだ」って、少し穏やかな気持ちで眠れる日が増えました。
本当に小さな習慣ですが、私にとっては大きな変化でした。
睡眠専門医の先生がお話しされているのを聞いたのですが、寝る直前までスマホなどのブルーライトを浴びていると、脳が覚醒してしまい、睡眠の質が著しく低下するそうです。
寝る前の5分だけでも、スマホから離れて目や頭を休ませる習慣は、とても理にかなっているんですね。
私が「良かったこと」を書くノートは、あえてすごく可愛い、お気に入りのノートにしています。
そのノートを開くこと自体が、ちょっとした「ご褒美タイム」になるように。
形から入るのも、意外と大事だったりします。笑
お気に入りのペンで書くのもいいですね。
寝る前の5分を、少しだけ特別な時間にする工夫です。
頑張り屋さんのあなたへ。毎晩「お疲れ様」を忘れずに
今回ご紹介した「寝る前5分の夜ルーティン」は、決して「やらなければいけないこと」ではありません。
むしろ、「今日も一日頑張った自分への、ささやかなプレゼント」くらいの、軽い気持ちで取り入れてみてくださいね。
毎日できなくても大丈夫。
週に数回でも、思い出してやってみるだけで、きっと少しずつ、あなたの心に変化があるはずです。
大切なのは、完璧にこなすことではなく、「自分のために、ほんの少しの時間を使う」という意識を持つこと。
夜、心が穏やかになれば、睡眠の質も上がり、翌朝、ほんの少しだけスッキリした気持ちでスタートできるかもしれません。
その小さな積み重ねが、日々のモチベーション維持にも繋がっていくはずです。
まとめ|たった5分が、明日の私を元気にする
今回は、毎日頑張る主婦のあなたが、寝る前のたった5分で心がスーッとラクになり、静かにモチベーションを回復するための「ゆるっと夜ルーティン」をご紹介しました。
- 寝る前の5分は、心と体を切り替える大切な時間。
- 「良かったこと探し」「目元温め」「明日の楽しみ探し」など、簡単なことから試してみよう。
- 大切なのは、自分を労わる気持ちと、無理なく続けること。
あなたは、毎日、本当にたくさんのことを頑張っています。
だからこそ、一日の終わりに、ほんの少しだけでも、自分自身を慈しむ時間を持ってくださいね。
その5分が、きっと明日のあなたを、優しく支えてくれるはずです。
どうか、今夜は穏やかな気持ちで、ぐっすり眠れますように…。
